2011/03/27

【画像】震災の犠牲者を弔う土葬が始まる


1:名無しさん@涙目です。(青森県):2011/03/25(金) 18:08:55.80 ID:SLbYDv4h0

犠牲者送る涙と花 宮城・埋葬始まる
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t13062.htm

東日本大震災で津波による甚大な被害を受けた宮城県東松島市と亘理町で22日、犠牲者を弔う土葬が始まった。両市町で遺族らが28人を見送った。火葬が限界に達したことに伴う措置だが、遺族からは「何とか火葬してあげたい」と悲痛な声が上がる。

ぎりぎりの判断を余儀なくされている自治体は、「手厚く葬りたい」という遺族の心情に配慮しながら、時期や場所の検討を慎重に進めている。

650人以上の死亡が確認された東松島市では、旧クリーンセンター跡地(同市大塩)に開設した市営墓地に24人が埋葬された。自衛隊員が深さ約1メートル、幅約2メートルの墓穴に遺体を納めて敬礼。

遺族は農家から譲り受けた花や遺品をひつぎに入れ、両手を合わせて冥福を祈った。冷たい風が吹きつける墓地には、むせび泣く声が響いた。

同市大曲の熱海秀子さん(77)は、臨月だった孫娘の高橋奈美子さん(30)を弔った。「小学4年のひ孫には、母親の死をきょう伝えた。私の一人息子も孫娘の夫の行方も分からない。涙も枯れてしまった」と悲しみに暮れた。

避難誘導中に津波に襲われて亡くなった同市野蒜の消防団員千葉和久さん(60)の埋葬には、石巻市に住む娘の斎藤郁子さん(29)が立ち会った。「優しく厳しい父らしい最期だった。いつか、ちゃんとしたお墓に入れたいと思う」と話し、込み上げる涙を拭った。

土葬墓地の設置(宮城県東松島市)
土葬墓地の設置(宮城県東松島市)

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